ミステリー 柚月裕子

【柚月裕子】『慈雨』登場人物一覧【ネタバレなし】難しい漢字の読みかたと意味

2021-11-18

 

 

今回は柚月裕子さんの『慈雨』を紹介します。

 

 

 

 

こんな方におすすめ

  • 柚月裕子が好き
  • 一気読みできるくらい面白い本を探している
  • 小説に出てくる難しい漢字を理解してスラスラ読めるようになりたい

 

 

書籍情報
出版社:集英社
発売日:2019年4月
頁数: 408頁
文庫判

※単行本:2016年10月、集英社より出版。文庫判:2019年4月、集英社文庫より出版

 

 

Contents

作者について

 

柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)
1968年岩手県生まれ。山形県在住。2007年「待ち人」で山新文学賞入選・天賞受賞。08年『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞受賞。16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。著書に『最後の証人』『検事の死命』『パレートの誤算』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』など。

集英社より引用

 

 

『慈雨』紹介

 

警察官を定年退職した神場智則は、妻の香代子とお遍路の旅に出た。42年の警察官人生を振り返る旅の途中で、神場は幼女殺害事件の発生を知り、動揺する。16年前、自らも捜査に加わり、犯人逮捕に至った事件と酷似していたのだ。神場の心に深い傷と悔恨を残した、あの事件に――。
かつての部下を通して捜査に関わり始めた神場は、消せない過去と向き合い始める。組織への忠誠、正義への信念……様々な思いの狭間で葛藤する元警察官が真実を追う、日本推理作家協会賞受賞作家渾身の長編ミステリー!

集英社より引用

 

 

『慈雨』登場人物

 

※登場順、ネタバレしそうな人物は載せてません
☆=主な人物

☆神場智則(じんば とものり) 元警察官

・香代子(かよこ) 神場の妻
・幸知(さち) 神場の娘

・倉三(くらぞう)
・花江(はなえ)

・須田健二(すだ けんじ) 交通課

・岡田愛理菜(おかだ ありな)
・金内純子(かなうち じゅんこ)

・国分健也(こくぶ けんや) 県警捜査一課長
・八重樫一雄(やえがし かずお)

☆緒方圭祐(おがた けいすけ) 群馬県警捜査一課強行犯係 巡査部長

・今藤隆司(こんどう たかし) 刑事課主任
・鷲尾訓(わしお さとし) 県警捜査一課長

・村田節子(むらた せつこ)
・武男(たけお) 節子の義父
・幸助(こうすけ) 節子の夫
・キヨ 義父の妻

 

2~6

 

・柄本航大(えのもと こうた)
・雄介(ゆうすけ)

・高見(たかみ) 緒方の後輩
・宮嶋(みやじま) 管理官


・落合(おちあい) 県警捜査一課警部補
・片桐真一(かたぎり しんいち) 本部長
・塚原隆成(つかはら たかなり) 刑事部長

 

 

7~13

 

・佐々木健(ささき けん) 小学校教諭
・川瀬(かわせ)


・馬淵(まぶち) 福岡刑務所 所長
・丹波(たんば) 統括矯正処遇官 看守長

・土井(どい) 所轄 署長

・加部朋也(かべ ともや)

 

 

 

Nシステムとは?オービスと別物です!

 

読み進めていくと「Nシステム」というのがよくでてきたので、調べてみました。
下の写真が「Nシステム」です。

見たことがある方多いのではないでしょうか?

オービスと同じような位置に備えてあることが多いので、結構区別つきにくいですね。

 

Nシステム
↓↓↓

(photoACより)

 

 

こちらがオービスです。

そこまでじっくり見たことがなかったのですが、よく見ると形がかなり違いますね。

オービス
↓↓↓

(photoACより)

 

機能面での違いは、

Nシステム=スピードの計測はできない。全車両の撮影が可能。撮影時に光らない。無人検問が目的。

オービス=撮影は基本的には違反車両のみ。撮影時に光る。

トラック流通センターさんの記事を参考にさせていただきました。
かなり詳しく書いてあるので、興味のある方はぜひ。

 

『慈雨』感想

 

こんな人が上司だったら、こんな人が部下だったら、こんな人が家族だったら、、と考えさせられ、同時に優しさを教えてくれる作品でした。

16年前の事件と酷似する事件が発生し、執念と葛藤が入り混じり、自分自身と向き合うさまは読みごたえがありました。
ミステリー要素はあまりない印象でしたが、面白くて一気に読んじゃいました。

 

『慈雨』の漢字のよみかたと意味

 

 

 

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