シリーズ 柚月裕子

【柚月裕子】『検事の本懐』登場人物一覧【佐方貞人シリーズ2作目】難しい漢字の読みかた

2021-10-25

 

 

 

今回は柚木裕子さんの『検事の本懐』を紹介していきます。
佐方貞人シリーズでは2作目ですね。

佐方貞人の検事だった頃の話が全5話短編集になってます。

 

1作目はコチラ
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【柚月裕子】『最後の証人』あらすじ登場人物【佐方貞人シリーズ】難しい漢字の意味と読みかた

3作目はコチラ
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【柚月裕子】『検事の死命』登場人物一覧【佐方貞人シリーズ3作目】難しい漢字のよみかたと意味

 

 

 

こんな方におすすめ

  • 柚木裕子が好き
  • 佐方貞人シリーズが好き
  • 泣けるミステリーを探している
  • 小説に出てくる漢字を理解してスラスラ読めるようになりたい

 

 

書籍情報
出版社:角川文庫
発売日:2018年7月24日
頁数: 382頁
文庫版

※単行本:2011年11月 文庫:2012年11月 ともに宝島社より出版

 

 

 

Contents

作者について

 

1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位。「佐方貞人」シリーズは、本作の他に『最後の証人』『検事の死命』がある。その他の著書に『蟻の菜園ーアントガーデンー』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』『凶犬の眼』など。

『検事の本懐』文庫そでより引用

 

『検事の本懐』内容

 

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別件逮捕する。取調を担当することになった新人検事の佐方貞人は「まだ事件は解決していない」と唯一被害者が出た13件目の放火の手口に不審を抱く(「樹を見る」)。権力と策略が交錯する司法を舞台に、追い込まれた人間たちの本性を描いた慟哭のミステリー、全5話。第15回大藪春彦賞受賞作。

『検事の本懐』文庫裏表紙より引用

 

登場人物

 

第一話 樹を見る

 

※登場順
ネタバレになりそうな人物は伏せています。

第一話は新人検事の頃の佐方が描かれてます。

 

・南場輝久(なんば てるひさ) 米崎東署 署長・小林賢(こばやし まさる) 県警本部長
・佐野茂(さの しげる) 南場の警察学校同期 警視正
・蒲原信二(かんばら しんじ) 北陽署 署長

・須藤昇(すどう のぼる) 県警捜査一課長
・佐藤公平(さとう こうへい) 松本署 署長
・幸恵(ゆきえ) 南場の妻
・桑島泰則(くわじま やすのり) 東署刑事課長

・新井友則(あらい とものり)

 

第二話 罪を押す

 

第二話は窃盗常習のハエタツの話。
親と子の心情が切ない。

 

・南部哲夫(なんぶ てつお) 静岡地検刑事部長
・増田陽二(ますだ ようじ) 佐方の事務官

・津川真二(つがわ しんじ) 筒井の事務官
・小野辰二郎(おの たつじろう) 被疑者 通称ハエタツ

・森脇守(もりわき まもる) 米崎地検 刑事部長
・恭子(きょうこ) ハエタツの妻
・辰志(たつし) ハエタツのこども

 

第三話 恩を返す

 

第三話は高校生頃の佐方の一面を知れる話

 

・天根弥生(あまね やよい)
・増田陽二(ますだ ようじ) 検察庁事務官

・勝野正平(かつの しょうへい) 警察官
・澤田俊保(さわだ としやす) 弥生の婚約者

・木浦亨(きうら とおる)

 

第四話 拳を握る

 

第四話は疑獄を斬っていく痛快な話。しかし、結末は...?
どんでん返し好きにはたまらない話でした。

 

・加東寿郎(かとう としろう) 山口地検事務官
・岩田(いわた) 検事正
・先崎(せんざき) 検事 加東の上司

・新河惣一郎(あらかわ そういちろう)
・田中十三夫(たなか とみお) 新河の元秘書
・増元敬清(ますもと けいせい) 中経事業団 代表理事

・百瀬瑞希(ももせ みずき) 加東の幼馴染

・近田慶彦(こんた よしひこ) 特捜部長
・竹居真(たけい まこと) 特捜主任検事
・輪泉琢也(わいずみ たくや) 特捜副部長

・園部勝也(そのべ かつや) 中経事業団 経理担当役員

・土橋治(どばし おさむ) 名古屋地検事務官

・葛巻利幸(くずまき としゆき) 中経事業団 事務員
・岩舘啓二(いわだて けいじ) 葛巻の伯父

・米川(よねかわ) 田中の事務所事務員
・丸井正昭(まるい まさあき) 田中の秘書
・三崎愛里(みさき あいり) 丸井の愛人
・永谷美園(ながたに みその) 千松の女将

 

第五話 本懐を知る

 

第五話は佐方の父が登場します。
記者が妙な違和感を覚えた弁護士逮捕の真相を追う。

 

・兼先守(かねざき まもる) ピックアップ専属ライター
・小林大志(こばやし たいし) 政治専門ジャーナリスト
・細田孝文(ほそだ たかふみ) 安芸新聞社会部

・佐方陽世(さかた ようせい) 小田嶋建設 顧問弁護士
・小田嶋隆一郎(おだじま りゅういちろう) 小田嶋建設創業者 会長
・篠原宗之(しのはら むねゆき) 弁護士

・荒田満子(あらた みつこ) 陽世の幼馴染
・佐方敏朗(さかた としろう) 陽世の父

・小田嶋一洋(おだじま かずひろ) 小田嶋建設 社長
・清水亮子(しみず りょうこ) 小田嶋建設元従業員
・清水憲吾(しみず けんご) 亮子の夫

 


『検事の本懐』各話の難しい漢字と読みかた

 

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