ミステリー 道尾秀介

【道尾秀介】『いけない』謎解きできた?考察&登場人物一覧【ネタバレあり】難しい漢字のよみかたと意味

2021-08-28

 

 

 

道尾秀介さんの『いけない』を紹介します。
今回はネタバレがあります。
みたくない方は目次で飛ばしてください!

 

 

文庫版はこちら↓

こんな方におすすめ

  • 道尾秀介が好き
  • 『いけない』の謎解きの答え合わせがしたい
  • 小説に出てくる漢字を理解してスラスラ読めるようになりたい

 

書籍情報
出版社:文藝春秋
発売日:2019年7月10日
頁数: 256頁
単行本

 

Contents

著者について

 

道尾秀介(みちお しゅうすけ)

1975年生まれ。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞受賞。09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞受賞。10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。史上初の5回連続候補を経て、11年『月と蟹』で直木賞受賞。著書に『ラットマン』『スタフstaph』『風神の手』『スケルトン・キー』など。

単行本そでより引用

 

『いけない』紹介

 

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。

『向日葵の咲かない夏』の原点に回帰しつつ、驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー!

第1章「弓投げの崖を見てはいけない」
自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。
第2章その話を聞かせてはいけない」
友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?
第3章「絵の謎に気づいてはいけない」
宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。

どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!
ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。
さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。

「ここ分かった!?」と読み終えたら感想戦したくなること必至の、体験型ミステリー小説。

文藝春秋BOOKSより引用

 

『いけない』登場人物

 

※登場順(名前だけでネタバレになりそうな人物名は伏せてます)

 

・安見邦夫(やすみ くにお)
・弓子(ゆみこ) 邦夫の妻

・宮下志穂(みやした しほ) 十王還命会 奉仕部

・隈島(くまじま) 39歳
・竹梨(たけなし) 37歳 隈島の部下

・森野雅也(もりの まさや)
・森野浩之(もりの ひろゆき) 雅也の弟

・吉住(よしずみ) 奉仕部 宮下の部下

・代田(しろた) 鑑識官50歳

・馬珂(まーかー)
・山内(やまうち)

・峯田(みねた)

・水元(みずもと) 新米刑事

・守谷巧(もりや たくみ) 十王還命会幹部 蝦蟇倉支部 支部長

・中川徹(なかがわ とおる)管理会社クレホーム社長

・絹川(きぬかわ) 検視官 40代半ば

・土屋(つちや)

 

『いけない』に出てくる漢字(さらに楽しみたい方に)

 

小説を読んでいると、日常では使わない、あるいは「漢字だとこう書くんだ!」とか、読み飛ばして先に進む。
そんな経験ありませんか?
『いけない』をさらに楽しめるように出てくる順に漢字をまとめました。

漢字の意味については、クリックでWeblio辞書に飛びます。
読書中に活用していただけたら嬉しいです。

※よみかたは作者の意図があるのもあります。
※文章にふりがながあるのも「そう読むんだ!」っていうのも載せてます。
※著作権の都合で、リンクで飛べるようになってます。

漢字 よみかた
漁火 いさりび
傾いだ、傾ぐ かしいだ、かしぐ
木偶 でく
挫創 ざそう
傾倒 けいとう
猜疑心 さいぎしん
山車 だし
やぐら
年恰好 としかっこう
祭り囃子 まつりばやし
屑籠 くずかご
引き攣れる ひきつれる
着古す きふるす
しわ
縫製 ほうせい
腰窓 こしまど
東端 とうたん
窓外 そうがい
解錠 かいじょう
検める あらためる
ふし
冠雪 かんせつ
内外 うちそと
雨滴 うてき、あまてき

(参考:Weblio辞書)

 

『いけない』ネタバレ注意

 

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