ヤッさんとは何者なのか?
今回は原宏一さんの『ヤッさん』を紹介していきます!
こんな方におすすめ
- 原宏一が好き
- 人情に厚いドラマが好き
- 美味しそうなごはんが出てくる小説が知りたい
- 小説に出てくる難しい漢字を理解してスラスラ読めるようになりたい
書籍情報
出版社:双葉社
発売日:2012年10月
頁数: 379頁
文庫版
※単行本:2009年11月、双葉社より出版
Contents
著者について
原宏一(はら こういち)
1954年長野県生まれ。茨城県育ち。
早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』で作家デビュー。
書店員の熱心な応援により、2001年に文庫化された『床下仙人』が、07年にベストセラーに。
同書は2007年啓文堂書店おすすめ文庫大賞にも選ばれた。
著書に『シャイン!』『東京箱庭鉄道』『佳代のキッチン』『東京ポロロッカ』『大仏男』『アイドル新党』『ファイヤーボール』などがある。『ヤッさん』文庫そでより引用
『ヤッさん』あらすじ
段ボール暮らしのタカオは見知らぬ中年男にたたき起こされた。「おめえ、それじゃ銀座でホームレスなんざ張っていけねえぞ」。訳もわからずついていくと、その男、通称ヤッさんは驚くべき食の達人で、築地市場と高級料理店を行き来して生活する、誇り高きホームレスだった。「旨い食いもんと人間が好きなこと」だけ確かな謎だらけのヤッさんは、時には料理人を叱り飛ばし、食の世界に起こるアツい事件の解決に奔走する。やがて弟子入りしたタカオにも、成長を問われる試練が訪れるが……。愉快度バツグン、飛び出す啖呵も痛快なユーモア人情小説の決定版。
『ヤッさん』文庫裏表紙より
『ヤッさん』主な登場人物
ヤッさん 銀座のヤス
タカオ 青森の漁師町出身
ミサキ そば職人に憧れて家出
オモニ 韓国料理店(食堂)店主
『ヤッさん』を読んだ感想
裏切りなんて絶対にしない、人情の厚いヤッさん。
過去は振り返らず、時代に合わせて今を生きていく姿は刺激を受けました。
シリーズ小説ですが、どの話から読んでも軽く説明が入る&短編な感じなので、置いてけぼりがなく読みやすいです。
出てくる食べ物がいちいち美味しそうで、おなかがすきます(笑)
食べ物の知識もつくし、読んでよかったです。
ドラマ化もされてたようですね!
配信は見つかりませんでした、、。
配信情報入り次第追記します!
『ヤッさん』に出てくる漢字の読みかたと意味
表が長くなってしまったので次のページにあります。